2012年巻頭言集
もくじ
●●●
●●●No.92 2012. 1 ●●●
●●● ●●●

●●●

No.92 2012.1  (社)海外農業開発コンサルタンツ協会   会長 青山   
2011年の年頭にあたって


ADCA
会員、賛助会員、個人会員ならびに海外援助業務に携わる政府および関係機関の皆様、新年明けましておめでとうございます。2012年が皆様方にとりましてよい年となりますよう祈念いたします。また、旧年中のADCAの活動に対しまして一方ならぬご協力ならびにご支援をいただき、深く感謝申し上げます。本年も旧倍のご指導ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。

さて、2012JICA関係予算では、技術協力(JICA運営交付金)では1,454億円(対前年比▲0.2%,▲3億円)と微減となっておりますが、無償資金協力は1,616億円(対前年比6.4%増、97億円増)となっており、技術協力、無償資金協力の合計では3,070億円(対前年比3.2%増、94億円増)となっております。また、その中で、@新たな成長への取り組み(パッケージ型インフラ海外展開、グリーン成長の促進等)、A継続中あるいは過去の国際公約達成のために必要な新成長戦略関係案件の実施、B既存の国際公約の誠実な実現(保健・教育を中心とするMDGs、アフリカ支援等)、Cアフガニスタン支援(「概ね5年間で最大約50億ドル程度のまでの規模の支援等」、その他(緊急無償、NGOとの連携、平和構築等)等については重点的に配分されております。

現在の世界を見渡した時、食糧、環境、人口、貧困・格差に加えて昨今頻発している自然災害等の諸問題はますます大きな問題となっております。これらの諸問題を解決するためにも開発途上国での農業農村開発協力の重要性は益々重要なものになってきており、途上国での潜在的ニーズも依然として高いものがあります。しかしながら開発途上国で農業農村開発協力を実施するためには、地域内、地域間、セクター間等の多種にわたる利害関係者(ステークホールダ)も極めて多く、また、農業が自然現象そのものを対象としていることから、不確実かつ多くのファクターを扱わざるを得ないことから、優良農業農村開発協力に関する新規案件形成には、時間・手間、知恵、哲学・信念が必要になります。そこにADCA会員コンサルタンツの出番があるわけです。会員コンサルタンツにおかれましては、今まで以上に技術力と総合力を発揮され、新たな分野にも自在に対応できるような創意工夫を積み重ね、切磋琢磨してなお一層ご活躍されることを切に期待しております。

ADCAが世界の動きに的確に対応し、日本のODAの推進にこれまで以上に寄与できますよう関係者の皆様および関係機関とも協力・連携しながら、2012年が有意義な年となるよう活動していきたいと思います。

平成241


 

 
 

 



Copyright2001(C) Agricultural Development Consultants Association. All Rights Reserved.